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十一人の賊軍は実話?元ネタや原作について詳しく解説!

2024年11月1日公開の山田孝之さん主演の映画「十一人の賊軍」ですが、歴史物ということで実話なのかが気になるところですよね。

映画「十一人の賊軍」の

・元ネタはどこからきているのか
・原作はあるのか

についても調査しました!

映画「十一人の賊軍」を見る前にぜひチェックしていきましょう。

十一人の賊軍は実話?

映画「十一人の賊軍」は実話ではありません。

あくまで、歴史上の出来事である実話をもとに、新たな物語を創作したものになります。

なので、映画の内容がそのまま実話というわけではないんです。

 

十一人の賊軍の時代背景、エピソードはこちらです。

時代
明治維新の「戊辰戦争」の頃
(実際にある時代)

物語の中心となる事件
・新発田藩であった奥羽越列藩同盟軍(=旧幕府軍)への裏切り
 (実話としてある事件)
・その中で、11人の罪人たちが決死隊として砦を守る戦い
 (実話としての記録はない創作)

時代背景や大元になっている事件は実話です。

しかし、映画のタイトルにもなっている十一人の賊軍(11人の罪人)が砦を守る戦いをしたというところは実話としての記述が残っておらず、実話ではない創作の部分に当たります。

十一人の賊軍の元ネタは?

映画「十一人の賊軍」の元ネタは、脚本家・笠原和夫さんが1964年に執筆した幻のプロットです。

脚本家・笠原和夫

笠原和夫(かさはら かずお)
1927年5月8日生まれ

代表作
・日本侠客伝シリーズ
・仁義なき戦いシリーズ

超有名作品を生み出している脚本家の笠原和夫さんが60年前に、戊辰戦争時代の罪人たちの葛藤を構想しました。

ただ、これは当時の東映京都撮影所所長が物語の結末が気に入らないとボツにしてしまったために、幻のシナリオとなっていたものです。

笠原は、「勝てば官軍、負ければ賊軍」という言葉の通り、勝った方が全て正しく、勝敗によって善悪が決まるのが当たり前の時代に“果たして勝つことだけが正義なのか?”と一石を投じるべく、憎き藩のために命をかけて砦を守らなければならない罪人たちの葛藤を構想。

映画.com

しかし、現代になり、今の日本の社会問題とシンクロすると現在の東映が映画化を企画するに至った作品なんです。

十一人の賊軍に原作はある?

映画「十一人の賊軍」の原作は、前述の通り笠原和夫さんのプロットとなります。

原作となるそのプロットを見られるものはありませんが、十一人の賊軍の小説版が講談社から出ています。

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原案をプロットを書いた笠原和夫さんとして、小説家の冲方丁さんが小説に仕上げています。

 

“映画「十一人の賊軍」の小説版”として発売していますので、映画と構成が大きく変化することはないと思います。

先にネタバレしてから映画を見たいという方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

十一人の賊軍は実話?まとめ

映画「十一人の賊軍」は実話ではなく、実話をもとにした創作物語となります。

元ネタになったのは、超有名脚本家である笠原和夫さんが60年前に描いたプロットです。

60年の月日を経て、しかも激アツな俳優陣での映画化。

内容期待大ですよね!

 

映画の小説版もありますので、そちらを読んでから映画を見ると、より内容が入って楽しめるかもしれません。

映画公開が今から楽しみです!

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