河合優実さん主演の映画「あんのこと」、実は元ネタは実話で、新聞記事となっています。
その元ネタの新聞記事はいつ、どんな内容だったのでしょうか。
また、映画「あんのこと」で主人公である杏のモデルは誰なのかというのも気になりますよね。
元ネタ・映画の結末も解説していきます。
この記事では、以下のことについてまとめています。
・あんのこと元ネタは実話!新聞記事の詳細は?
・あんのこと元ネタのモデルは?
・あんのこと元ネタの結末は?
あんのこと元ネタは実話!新聞記事の詳細は?
映画「あんのこと」の元ネタは実話で、監督が目にした新聞記事が元となっています。
──この作品の最初のインスピレーションを新聞記事から得られたと伺いました。
入江悠監督:はい、最初は新聞記事ですね。
ガジェット通信
その新聞記事は
・朝日新聞の記事
・2020年6月
・25歳女性 ハナ(仮名)について
・記事タイトルは「コロナが奪った25歳の中学生活 路上で倒れていたハナ」
実際の記事のオンライン版がこちらです↓
小)映画「あんのこと」の主人公・杏は、弊紙記事にも登場したハナ(仮名)がモデル。
— 朝日新聞映画班 (@asahi_cinema) June 12, 2024
ハナは虐待や薬物依存を乗り越え、介護福祉士の夢に向かって歩み始めようとしていましたーー。
「コロナのせい」、途絶えた夢 虐待、売春、薬物…支えられ夜間中学へ:朝日新聞デジタル https://t.co/DIntBe1SHX
記事は有料版で読むことができます。
内容としては、
1人のハナ(仮名)という女性が、小学生から不登校だったものの、再起し、大人になって夜間中学に通う。
その矢先に、「コロナのせいで何もかもがなくなった。もうどうでもいいーー。」と自ら命をたった。
というそのハナの話でした。
あんのこと元ネタのモデルは?
あんのことの元ネタのモデルは、朝日新聞記事のハナ(仮名)さんです。
ただ監督は、ハナ(仮名)だけではなく、他の出来事についても脚本には入れ込んでおり、ハナ(仮名)さんは、モデルの中の1人といった感じです。
コロナの前ぐらいから薬物依存と戦って学校に通い出したということがあったんです。記事を読んで、「これは映画の脚本にしたい」と思い、記者さんに取材へ行って話を伺って、少しずつ作り上げていった感じです。
その記事が載っていた媒体とは別のところで違う出来事も起きていたんですが、ただの美談だけではない人間模様があったので、それも脚本に入れ込んでいます。
ガジェット通信
ハナ(仮名)さんは
・幼い頃から虐待を受ける
・小学3年生で不登校に
・11,12歳頃には売春を強いられる
・14歳の時には薬物依存に→逮捕
と壮絶な子供時代を過ごしていました。
逮捕後、取り調べをした刑事に誘われ、薬物経験者や家族らが語り合う集まりに参加。
少しずつ社会復帰を果たしていきます。
介護福祉士を目指し、病院で働きながら小学生の算数から学び直し。
しかし、1人で学ぶのは難しく、誘いがあった夜間中学へ通うことが25歳の春に決定します。
あんのこと元ネタの結末は?
映画「あんのこと」の元ネタの1つである、朝日新聞記事のハナ(仮名)さんの結末は
コロナ禍で、夜間中学へ通うことがダメになり、コロナのせいで全てがなくなったと絶望し、自ら命をたった
というものでした。
実際に映画「あんのこと」をみた方達からは
・とにかく救いが無さすぎる
・みていてなかなかにしんどい
との声が多く、主人公の杏がとにかく辛いことが次々に起こっていきます。
社会問題が数多く取り上げられており、とても考えさせられる内容になっています。
あんのこと元ネタまとめ
映画「あんのこと」は
・元ネタは朝日新聞記事
・他にも他媒体に出てきた話も取り入れている
・元ネタモデルの1人は、朝日新聞記事のハナ(仮名)さん
・元ネタの結末は、コロナ禍で絶望し自ら命をたった
というものでした。
全くハッピーエンドという内容ではなく、とにかくキツイ展開が続いていく映画です。
それでも観てよかったという声も多数あります。
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